『ゴリウォーグのケークウォーク』

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白秋

知らない建物に入る。周りには誰もいない。2000階まで行けるエレベーターの前に佇み、階数の表示を眺める。降下する橙色が1に落ち着き、音もなくゆっくりと扉が開く。無機質だ。純白が演出する無機的空間。用事があるのは24階なのだが、もし、エレベーターが故障して制御不能になり、2000階まで行ってしまったらと考えると躊躇せざるを得ない。恐ろしいものが待っている気がする。これはエアコンから出る冷風に顔を近付けたときの感覚に似ている。あの北極に1人取り残されたような気分。死を連想させる息苦しさ。ウイスキー入りの小さな樽を首に巻き付けている犬でもいてくれたら。アセトアルデヒド脱水素酵素の活性が微弱なため、アルコールの摂取はできないが。そう、必要なのは温度なのだ。気が付けばここに温度らしきものはなく、感じる能力をなくしてしまったのだろうか?全てのものが遠くにあるような気がして。温度とは距離なのかもしれないと思う。そして、突然の終わり。今日はそんな夢を見た。あと何分か夢の中にいられたらエレベーターに乗ることが出来ただろうか?
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アセトアルデヒド脱水素酵素アセトアルデヒド脱水素酵素(アセトアルデヒドだっすいそこうそ、ALDH)は、摂取したエチルアルコールの代謝によって生じるアセトアルデヒドを、酢酸に分解する代謝酵素。アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼとも。アルデヒド脱水素酵素の一種